医師紹介

院長 辰巳 賢一

院長 辰巳 賢一

当院の不妊治療では、「できるだけ自然に近い妊娠」を目指しています。2021年には1000人の方に妊娠していただきましたが、妊娠された方のうち33%の方はタイミング指導や排卵誘発などの一般不妊治療による妊娠で、20%の方が人工授精、そして47%の方が体外受精などの生殖補助医療による妊娠です。現在の不妊治療は体外受精を中心に行われていますが、私は不妊で悩んでおられる方のうち人工授精までの治療で妊娠できる方が多くおられると考えています。
ただ、一般不妊治療に時間をかけすぎて、体外受精に移ったときには体外受精でも妊娠できなくなるという状況は避けなければなりません。この治療法の使い分けが、できるだけ自然に近い妊娠に結びつくための鍵だと思っています。当院では長年のデータを解析しそれぞれの方が必要最小限の治療で妊娠していただけるような治療方針を立てています。
一方、体外受精などの生殖補助医療が必要な方も多くおられます。当院では1991年から体外受精を開始し、常に生殖補助医療の最先端の技術を取り入れてきています。基本的には、卵子が多く採れそうな方には排卵誘発剤を用いた調節卵巣刺激を行い、1回の採卵でいくつかの胚を凍結保存したいと思っています。そのほうが自然周期より採卵あたりの妊娠率は高く、体への負担も結局は少ないと考えているからです。
皆様が一日も早く妊娠できるように全力を尽します。

資格・役職

  • 京都大学医学博士
  • 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
  • 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
  • 世田谷区産婦人科医会会長
  • 日本生殖補助医療標準化機構(JISART)副理事長
  • A-Part日本支部理事
  • 日本受精着床学会評議員
  • 日本IVF学会評議員
  • 米国不妊学会会員

経歴

昭和54年
京都大学医学部卒業
昭和54年~
京都大学医学部附属病院産婦人科研修医
昭和56年~
長浜市立病院産婦人科医員→部長
昭和60年
東京大学医科学研究所免疫学研究部客員研究員
昭和61年~
京都大学病院産婦人科医員→助手、外来副医長、病棟副医長
京都大学病院不妊外来、体外受精チームの中心メンバーとして活躍
平成2年
神戸中央市民病院産婦人科副医長
平成3年~
梅ヶ丘産婦人科副院長
平成10年~12年
厚生科学審議会先端医療技術評価部会
生殖補助医療技術に関する専門委員
平成16年1月~
梅ヶ丘産婦人科院長

副院長 内田 崇史

副院長 内田 崇史

毎日外来でたくさんの患者さまにお会いしますが、「妊娠しました」という報告を受けるときはやはり大きな喜びを感じます。一方、必ず全員が妊娠されるわけではないので難しさも感じますが、あまり深刻になりすぎないよう気を配り、患者さまをサポートすることを心がけています。不妊かもしれないと思ったら、お一人で悩まずにまずはお気軽にご来院ください。

資格

  • 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
  • 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
  • 日本周産期・新生児学会認定 周産期(母体・胎児)専門医

経歴

平成13年
京都大学医学部卒業
平成13年〜
京都大学医学部付属病院研修医
平成15年~
倉敷中央病院産婦人科
平成18年~
倉敷中央病院産婦人科周産期部門 不妊、体外受精部門担当
平成27年~
梅ヶ丘産婦人科

ARTセンター長 齊藤 英和

ARTセンター長 齊藤 英和

日本の体外受精に黎明期から携わり、多くの難治性不妊の方の診療を行ってきましたが、2019年4月より30年来の友人である院長のもとで、月曜~金曜の午前8時~12時の外来を担当することになりました。
妊娠の報告をお聞きするときは無上の喜びですが、なかなか成就しない方もいらっしゃるなかで、何とかその方の持っている力を100%引きだしたいと思いながら常に力を尽くしています。皆さんの役に立ちたい、何とかうれしい報告をお聞きしたいという思いが原動力です。
不妊治療はまだまだ気が重いイメージがあり、共働きのご家庭が増えるなか、忙しさから受診をためらうご夫婦も多いかもしれません。しかし不妊治療は男女ともに最初の段階の検査が非常に大切になります。
また、早い段階から始めたほうが、効果が現われやすいのは揺るぎない事実です。病気の治療と違い、「1年おけばよくなる場合もある」ということは絶対にありません。早ければ早いほどよいので、不妊かなと思ったらぜひ早めにいらしてください。
早く来ることが一番の特効薬です。
海外では内科だけでなく、婦人科でもいつでも相談できるファミリードクターが当たり前になりつつあります。私自身、長年の経験を生かし、社会全体で妊娠を望むご夫婦をサポートできるよう貢献していきたいと思っています。
身体の状態は一人ひとり違います。当院はきめ細やかな診療をするクリニックですので、ぜひお越しください。

資格・役職

  • 医学博士
  • 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
  • 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
  • 近畿大学先端技術総合研究所・客員教授
  • 昭和大学医学部・客員教授
  • 東京都不妊・不育等医療費助成事業実施に係る専門医師
  • 神奈川県地方創生推進会議 副座長

経歴

昭和54年
山形大学医学部卒業 産婦人科助手
昭和56年~57年
南カリフォルニア大学research fellow
昭和57年~
山形大学医学部 産婦人科助手→講師→助教授
平成14年3月~
国立成育医療研究センター不妊診療科長
平成25年11月~
国立成育医療研究センター周産期母子診療センター副センター長 兼 不妊診療科長
平成31年4月~
梅ヶ丘産婦人科ARTセンター長

辰巳 嵩征(たつみ たかゆき)

医師紹介

いまの時代多くの方が、自分は不妊なのだろうか、病院に行くべきなのだろうかと悩まれています。実際に問題があるかどうかは検査をしてみてはじめてわかることが多く、まずは検査を受けてみることをおすすめします。

また、これまで難治性不妊の患者さまを多く診察させていただきましたが、その経験から画一的な治療よりも、一人一人の状況に合わせた形でオーダーメイドな治療を行なっていくことが妊娠にとって早道になると考えます。一般不妊治療で十分妊娠可能な方もいれば、体外受精をすぐ行うべき方もいます。当院では様々な先進医療や着床前遺伝学的検査などの専門的な検査・治療を行うこともできます。
また、一般不妊治療を長く続けたい方や、早めに体外受精へ進みたい方など、それぞれのご希望に応じた形での治療も行っています。ぜひご相談ください。

経歴

平成15年
学習院高等科 卒業
平成21年
北里大学医学部 卒業
東京医科歯科大学医学部附属病院 初期臨床研修医
平成23年
東京医科歯科大学医学部附属病院 周産女性診療科 レジデント
平成24年
JAとりで総合医療センター 産婦人科
平成25年
青梅市立総合病院 産婦人科
平成27年
国立成育医療研究センター 不妊診療科
平成28年
量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 生物研究推進課
平成30年
亀田総合病院/ 亀田IVFクリニック幕張 生殖医療科
令和1年
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 博士課程修了
東京医科歯科大学医学部附属病院 周産女性診療科 副病棟医長
令和2年
東京医科歯科大学医学部附属病院 周産女性診療科 病棟医長・病棟責任 者
令和3年
国立成育医療研究センター 不妊診療科
令和6年~
梅ヶ丘産婦人科

臨床・研究歴

東京医科歯科大学、成育医療研究センター、亀田総合病院、亀田IVFクリニック幕張で日本の不妊治療・遺伝医療の最先端の技術を習得。放射線医学総合研究所の塚本博士のもとで受精卵・脂肪滴とオートファジーについての基礎研究に従事。臨床研究では日本人女性の月経周期の標準値を発表し、産婦人科の中で最も権威ある雑誌に論文が掲載された。東京医科歯科大学では周産期医療・生殖医療を専門に行い、病棟医長を務めた。亀田総合病院では子宮鏡・腹腔鏡手術を多数施行。成育医療研究センターでは、難治性不妊・高齢不妊・遺伝性疾患(PGT-A, SR, Mを含む)の専門外来を行い、成育医療研究センターにおける「重篤な遺伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査」部門を立ち上げた。専門は難治性不妊。

資格・役職

令和3年 ~
東京医科歯科大学大学院 生殖機能協関学 非常勤講師
令和3~6年
日本女性栄養代謝学会 幹事
令和5年 ~
日本産科婦人科学会
重篤な遺伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査に関する審査小委員会 幹事
令和6年 ~
国立成育医療研究センター シニアフェロー
  • 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 医学博士
  • 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医・指導医
  • 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
  • 日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会認定 臨床遺伝専門医
  • 生殖医療に関する遺伝カウンセリング受入れ可能な臨床遺伝専門医

ご予約・お問い合わせ

初診専用電話
受付時間
月~金 9:00~17:00
土 9:00~13:00

当院は完全予約制です。初診の方(診察券をお持ちでない方)はお電話にてご予約をお願いいたします。
不妊検査/不妊治療、プレ妊活/ブライダルチェックで初診される方は、WEBからもご予約いただけます。再診の方はWEB予約または自動電話でご予約ください。(※WEB予約・自動電話は24時間受付可能)