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マスターベーションにより精液を採取し、顕微鏡で観察し、精液量、精子濃度、精子運動率などを調べる検査です。 WHOの基準値(第6版)から、精液量1.4ml、精子濃度1600万/ml、運動率42%などが指標として用いられています。WHOの基準値は、過去12ヶ月以内にパートナーが妊娠した男性のうち下位5%の数値であり、WHOの基準を下回るようであれば、かなりよくない数値であると考えられます。男性不妊外来で精査を行っていただくことをお勧めしています。
男性不妊外来で行います。精巣の大きさの測定や精索静脈瘤の有無・前立腺の腫大の有無などを確認します。
特殊な超音波装置を用いて、精巣のまわりの血管の状態を観察します。不妊原因となる精索静脈瘤の診断に用いられます。検査時に痛みはありません。男性不妊外来で施行しています。精索静脈瘤では精巣内に酸化物質がたまることにより精子が傷害を受けるといわれています。手術を受けることにより、改善する可能性があります。
精液検査で異常がなくても、精子のDNAが酸化ストレスなどで傷害を受けていると、妊娠率が低下します。DFI検査では精液中の損傷した(断片化した)DNAをもつ精子の割合を調べます。精子のDNAは、受精後3日目以降の胚の発育に影響を及ぼすため、もし精子のDNAが断片化していると、胚盤胞までたどりつけなかったり、流産をする可能性が高まります。治療法には抗酸化サプリメントや生活習慣の改善などがあります。男性不妊外来で行なっています。
無精子症や重度の乏精子症の場合に血液検査を行い、染色体や遺伝子に原因がないかを調べることがあります。顕微授精についてはこちら
当院の不妊検査について
不妊治療では、「なぜ妊娠しにくいのか」を正しく知ることが、適切な治療への第一歩となります。 梅ヶ丘産婦人科では、排卵や卵巣・卵管の状態、精子の状態、子宮環境などを多角的に評価し、お一人おひとりの状況に応じた検査を段階的に行っています。必要以上の検査を一律に行うのではなく、医学的根拠に基づき、治療方針の判断に本当に必要な検査を選択することを大切にしています。また、梅ヶ丘産婦人科では、不妊領域で行われる検査のほとんどすべてを当院のみで完結することができます。ほとんどが3分以内に終わる検査であり、当日に検査結果をお伝えできるものもあります。
1.排卵や卵巣状態を調べる検査
排卵が起きているか、卵巣の働きに問題がないかを確認する検査です。基礎体温、ホルモン検査、超音波検査、AMH検査などを行います。
2.卵管が通っているかを調べるための検査
卵管が正常に通っているか、妊娠の妨げになる異常がないかを調べます。主にクラミジア検査や子宮卵管造影検査を行います。
3.精液や精巣の状態を調べる検査
精子の数や運動率、精巣の状態などを確認し、男性側の不妊要因を調べます。必要に応じて専門的な検査も行います。
4.不妊原因を調べるためのその他の検査
基本的な検査で原因が特定できない場合に行う検査です。子宮内の状態や精子と頸管粘液の関係などを確認します。
5.排卵時期を調べるための検査
妊娠のタイミングを合わせるため、排卵の時期を予測・確認する検査です。超音波検査や尿中LH検査などを用います。
6.体外受精などの生殖補助医療に関連した検査
体外受精・顕微授精を行う際に必要な検査です。卵巣刺激法の選択や着床環境の評価などを目的に行います。
7.ケースによって必要となる検査
状況に応じて、提携医療機関で追加検査を行う場合があります。腹腔鏡検査などにより、より詳しい評価を行います。
ご予約・お問い合わせ
当院は完全予約制です。初診の方(診察券をお持ちでない方)はお電話にてご予約をお願いいたします。不妊検査/不妊治療、プレ妊活/ブライダルチェックで初診される方は、WEBからもご予約いただけます。再診の方はWEB予約または自動電話でご予約ください。(※WEB予約・自動電話は24時間受付可能)