現在、体外受精や顕微授精では受精させ、胚盤胞まで育てた胚を一旦凍結保存し、別の周期に凍結胚を融解して、移植することが一般的です。 現在日本では、体外受精や顕微授精により生まれてくる子の80%以上は凍結胚移植による妊娠です。この凍結胚移植は、ホルモン補充周期に行われることが多いのですが、通常は黄体ホルモン投与を開始した日の5日後に胚移植が行われます。しかし、最近、子宮内膜の遺伝子発現を調べることにより、人によっては黄体ホルモン開始の5日後が移植最適日ではないことがわかってきました。
このERA検査は黄体ホルモン5日後の子宮内膜を採取し検査することにより、その人の最適移植日を調べるというものです。
移植日を変更することにより、妊娠率の向上が期待できます。何個も良好胚を移植しても妊娠しない際に行います。検査の痛みは軽度です。着床の検査であるEMMA・ALICEと同時に検査することができます。先進医療に含まれる検査で、当院で行うことができます。