よくある質問

Q 不妊症とは?
A
妊娠を希望している夫婦が1年間通常の性生活を行っているにもかかわらず妊娠しない場合を不妊(症)といいます。
Q どれくらい妊娠しなければ病院を受診した方が良いのですか?
A
妻の年齢が35歳未満なら1年様子をみても良いのですが、35歳以上なら半年間妊娠しなければ不妊クリニックを受診した方が良いと思います。
Q どのようなクリニックを受診したらよいのですか?
A
不妊クリニック、あるいは不妊外来のあるクリニックが良いでしょう。
不妊クリニックや不妊外来にも、体外受精を主とするクリニックと体外受精は行っていない施設があります。治療方針も異なりますので、ホームページなどによりよく調べて、自分に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
Q 妻は婦人科、夫は泌尿科を受診するのですか?
A
もちろんそれでも良いのですが、とりあえず妻が婦人科を受診して、そこで夫の精液検査もしてもらい、結果が悪い場合に婦人科から泌尿器科を紹介してもらうという方が一般的です。
Q 男性と女性、どちらに原因があることが多いのですか?
A
昔は女性に原因がある場合が多いとされていたのですが、最近では男性に原因がある場合と女性に原因がある場合とが五分五分と言われています。
Q どのような原因があるのですか?
A
男性の場合には、精子の数が少なかったり運動率が悪いと不妊になります。大人になってから高熱を出す病気(おたふくかぜなど)にかかると精子を作る能力がなくなることがあります。また、精液を運ぶ管に炎症をおこし、管がつまってしまって不妊になることもあります。

女性の場合には、排卵がおこりにくい、卵管が詰まっている、子宮内膜症がある、子宮筋腫がある、精子に対する抗体ができるなどさまざまな原因があります。
Q どのような治療があるのですか?
A

不妊治療のページをお読み下さい。

Q 不妊治療でどれくらいの確率で妊娠できるのですか?
A
梅ヶ丘産婦人科では来院された全患者さんの59%が妊娠されています。治療成績のページをお読み下さい。
Q 何歳くらいまで妊娠可能ですか?
A
女性の年齢が高くなると、妊娠は非常に難しくなります。女性の場合35歳を過ぎると妊娠できる力がどんどん落ちていきます。梅ヶ丘産婦人科不妊外来のデータでは、妻の年齢が40歳以上で当院を初診して妊娠できた夫婦は26%しかありません。

また女性の年齢が高くなると流産率も高くなり、その結果、妻が40歳以上で初診して元気な赤ちゃんを産める確率は11%になってしまいます。もしあなたが人生計画の中で子供を作る予定があるのなら、できるだけ若いうちに妊娠を考えて下さい。できれば35歳までに。40歳を過ぎてから妊娠しようとしても結果を出すことは非常に難しいのが現実です。

男性は女性ほど年齢の影響は大きくありませんが、最近、男性も35歳を超えると妊娠率がおちてくるという報告もあります。
Q 不妊治療ではどの様な検査が行われるのですか?
A

不妊検査のページをお読み下さい。

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