卵子凍結は、仕事をしながらでも行うことができます。ここではよく行われている卵巣刺激法のPPOS法を例にとってご説明します。
PPOS法では、月経周期2-3日めに来院いただき、内服と注射を開始した後は、その約1週間後に1回または2回の診察を行いtriggerの日程を決め、triggerの翌々日朝に採卵となります。当院では採卵の日以外は、診療時間内であれば夕方以降に来院いただくこともできます。採卵の日のみは午前中に来て昼頃に帰宅していただきます。

次に採卵です。採卵は静脈麻酔を行い寝ていただきながら採卵を行います。ここで、採卵できた卵子はGV、MⅠ、MⅡのいずれかのステージにありますが、そのうちMⅡまで進んだ段階の卵子だけを成熟卵として凍結することができます。

医療法人社団栄賢会梅ヶ丘産婦人科