ヒューナーテストは別名、性交後試験とよび、性交渉後に子宮頸管粘液中の精子の活動性を調べる検査になります。子宮頸管粘液は普段は細菌が子宮の内部に入らないようにしてくれているバリアのような働きをしていますが、排卵の時期には精子を通してくれるような性状へと変化します。排卵の時期に検査を行い精子が多数運動しているかどうかで頸管粘液の適合性を評価でき、ステップアップが必要かどうかの基準として用いることができます。ただし、ヒューナーテストは熟練した医師が適正な時期に行わないと、きちんとした評価ができないため注意が必要です。

医療法人社団栄賢会梅ヶ丘産婦人科