当院では、必要最小限の治療でご妊娠いただけるよう、個々の患者さまの卵巣の機能や年齢、薬剤への反応性などを考慮して、その患者さまにとって最も適した卵巣刺激法を行っていきます。ここではよく行われているPPOS法を例にとってご説明します。
PPOS法では、月経周期2-3日めに来院いただき、卵巣の様子を確認しirregularな卵胞発育がないか確認します。問題ない場合には、その患者さまのこれまで蓄積されたデータと超音波の所見をもとに注射の投与量を決定し、その後はご自宅で5-7日内服と注射を打っていただきます(通常は自己注射していただくことから、この間の通院の必要はありません)。その後は卵胞の発育の様子により1回または2回の診察を行いtriggerの日程を決め、triggerの翌々日朝に採卵となります。Triggerは点鼻スプレーもしくは自己注射で行います。
当院では採卵の日以外は、診療時間内であれば夕方以降にご来院いただくこともできます。

医療法人社団栄賢会梅ヶ丘産婦人科