人工授精では精子を調整して子宮の奥へ届けてあげられるため、精子が少ない軽度乏精子症や、子宮頸管粘液内の精子の動きが悪いヒューナーテストの不良、原因不明不妊、また性交障害・勃起障害などの場合には特に有効になります。日本人はもともと性交渉の頻度が諸外国に比べて少ないことも知られています。仕事が忙しいのに無理に性交渉の回数を増やすことが負担になるようであれば、人工授精を選んでいただくこともよい選択肢となります。

医療法人社団栄賢会梅ヶ丘産婦人科