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Q. 自然周期採卵・低刺激採卵はおすすめできますか?
自然周期採卵・低刺激採卵は、患者さまの卵巣機能によってはおすすめできる場合もありますが、そうでない方も多くいらっしゃいます。たとえば若年で卵巣機能も高く、1回の採卵で多くの卵子の採取が見込めるにもかかわらず、自然周期採卵 […]
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Q. 体外受精の成功率はどれくらいですか?
当院では1991年から体外受精を開始し現在までに1万8千件以上の採卵を行っており、日本の体外受精を行う施設の中で草分け的な施設になります。現在当院ではすべての胚をいったん凍結保存し、別の周期に融解胚移植を行っています。こ […]
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Q. 体外受精はどのようなスケジュールで行われますか?
当院では、必要最小限の治療でご妊娠いただけるよう、個々の患者さまの卵巣の機能や年齢、薬剤への反応性などを考慮して、その患者さまにとって最も適した卵巣刺激法を行っていきます。ここではよく行われているPPOS法を例にとってご […]
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Q. 人工授精はどのような人がよい適応ですか?
人工授精では精子を調整して子宮の奥へ届けてあげられるため、精子が少ない軽度乏精子症や、子宮頸管粘液内の精子の動きが悪いヒューナーテストの不良、原因不明不妊、また性交障害・勃起障害などの場合には特に有効になります。日本人は […]
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Q. 人工授精は保険適用ですか?
2022年4月から一般不妊治療に保険が適用されるようになりました。これまでも不妊の原因を調べるための検査や、不妊の原因に対する治療には保険が適用されています。たとえば、排卵障害の原因検索のためのホルモン検査、卵管閉塞の有 […]
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Q. 人工授精は、体外受精とどう違いますか?
人工授精では精子を子宮腔へ注入することにより腟・子宮頸管をバイパスすることができ、通常のタイミング法と比べて妊娠率の向上が期待できます。しかし、人工授精では通常の妊娠と同様卵管を介した妊娠になります。 体外受精では人工授 […]
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Q. 人工授精は、行ってみる価値はありますか?
人工授精では精子を子宮腔へ注入することにより腟・子宮頸管をバイパスできるため、軽度乏精子症・ヒューナーテスト不良・原因不明不妊・性交障害などの場合に特に効果を発揮します。体外受精では受精卵を子宮内に直接戻すことで卵管を使 […]
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Q. 人工授精は、どのようにスケジュールをたてますか?
人工授精を行う際には超音波で卵胞の発育状態と尿中LHホルモンの検査から排卵日を推定し、その時期に合わせて行う必要があります。外来に通っていただいている間のデータの蓄積により、患者さまの予想排卵日の2,3日前に診察を行い、 […]
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Q. 人工授精の成功率を上げるための何か新しい方法はありませんか?
人工授精の成功率を上げるためには、人工授精をベストなタイミングで行うことと、精液から良好精子を選別することが望ましいとされます。 ここで、通常の人工授精で行われる精子の調整の際の遠心沈降が精子に影響を与える可能性が示唆さ […]
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Q. 人工授精ではどの程度禁欲期間を取ったほうが良いですか?
人工授精を行う周期にも特に性交を控える必要はありませんが、精液量が少なくならないように、人工授精の前日は禁欲してください。